『記事』には、必ず『ターゲット』が必要です。なぜなら、『ターゲット不在』で書くと、『無価値な記事』が完成し、掛けた『時間』も『労力』も、全て『無駄』になってしまうからです。
でも『ターゲットって何?』『ターゲットは本当に必要なの?』と、疑問に思う人もいるかもしれません。
そこで今回は、『ターゲット不在だと大損する3つの問題点』について、分かりやすく説明していきます。
Contents
ターゲット不在から起こる問題点
『ターゲット不在』で記事を書くと、様々な『問題』が発生します。当然ですが、『問題』のある記事では、『よい結果』は出せません。
本来は、各記事ごとに、明確な『ターゲット』が、定まっている必要があります。しかし、実際には、『ターゲット不在』のまま、書かれている記事が多いです。
『ターゲット不在』で記事を書くと
- アクセスが集まらない
- 収益が発生しない
- 記事の評価が低い
この『3つの問題』が発生します。
そもそも、記事を書く『目的』は、『アクセス』を集め、『収益』を上げ、『ブログの評価』を高めることです。しかし、『ターゲット不在』だと、実現は『不可能』です。
アクセスが集まらない原因
『アクセス』が集まらないのは、『ターゲット不在』が、一番の『原因』になっています。なぜなら、『アクセス』は、事前に定めた『ターゲット』が、記事に『集まる』ことで発生するからです。
『適当』に記事を書き、『偶然』アクセスが集まる訳ではありません。最初から『ターゲット』を定め、記事の完成後、想定した『ターゲット』が集まって来るのが、『正しい方法』です。
『アクセス』は
- ターゲット不在 ⇒ アクセスは運しだい
- ターゲットを定める ⇒ 想定したターゲットが集まる
『ターゲット』の定め方で、大きく変わるものです。
『ターゲット不在』の場合、アクセスは『運任せ』なので、記事によって、かなりばらつきが出ます。中には、全く『アクセスが来ない』場合もあるので、『無駄な記事』が多くなります。
『無駄な記事』をどんなに増やしても、『アクセス』は増えず、無駄な『時間』と『労力』が増えるだけです。
そもそも、『アクセス』は、記事が『必要な人』がいるから、『集まる』ものです。逆に、『必要な人』がいない記事を書いても、『アクセス』は集まりません。
『ターゲット』が定まっていないと
- ターゲットを定める ⇒ 必要な人に向けて書く
- ターゲット不在 ⇒ 適当に書く
『必要な人』に向け、記事を書くことが出来ないのです。
『ターゲット不在』の場合は、『必要な人』を想定して書いていないため、誰も『必要としていない』場合もあります。誰も『必要としていない』記事を書けば、『アクセス』が来ないのは当然です。
『ターゲット』を定めず記事を書くのは、物凄く『損』をしています。誰も『必要としていない』記事を書いても、誰も『見てくれない』ため、『時間』と『労力』を、『捨てている』だけだからです。
また、仮に『アクセス』が来たとしても、『不要なアクセス』の場合が多いです。『不要なアクセス』はいくら来ても、『収益』にはつながりません。
必要なアクセスと不要なアクセス
『アクセス』は、ただ集めればいい訳ではありません。『アクセス』には、『収益』を生み出すアクセスと、『無駄』なアクセスがあるからです。
『アクセス』には
- 不要なアクセス ⇒ 想定外のターゲット ⇒ 何も生み出さない
- 必要なアクセス ⇒ 想定したターゲット ⇒ 収益を生み出す
この『2種類』があります。
『不要なアクセス』を集めても、『時間』と『労力』の無駄使いです。『集める』べきなのは、『収益』を生み出す、『必要なアクセス』だけです。
ただし、『必要なアクセス』は、『意図的に』集める必要があります。『偶然』に集まった中には、『必要なアクセス』は、ほとんど『含まれていない』からです。
つまり、『ターゲット』を定めるのは、『必要なアクセス』を、『意図的に』集めるためなのです。また、『必要なアクセス』が集まれば、ブログに『収益』を生み出すことができます。
逆に、『ターゲット』を定めないと、『必要なアクセス』が集まらないため、ブログに『収益』が発生しません。『ターゲット不在』は、『アクセス』が集まらないだけではなく、『収益』も発生しないため、物凄く『損』をしているのです。
『アクセス数』にこだわる人も多いですが、『不要なアクセス』はいくら来ても意味がありません。特に、『収益』を目的としたブログの場合、『数』よりも『アクセスの質』が重要になります。
収益が発生しない原因
『ターゲット不在』が原因で、ブログに『収益』が発生しない場合が多いです。なぜなら、『ターゲット』が定まっていないと、『薄いアクセス』ばかりが集まるからです。
『アクセス』には
- 濃いアクセス ⇒ 記事に興味がある人(必要なアクセス)
- 薄いアクセス ⇒ 記事に興味がない人(不要なアクセス)
この2つの『属性』があります。
『濃いアクセス』とは、記事の内容と、訪問者の『属性』や『興味』が、ピッタリな場合のこと。記事に『興味のある人』が集まれば、商品の『成約率』は自然に高まります。
逆に、『薄いアクセス』とは、記事の内容と、訪問者の『属性』や『興味』が、ズレている場合のこと。記事に『興味のない人』をいくら集めても、商品の『成約』は見込めません。
一般的には、『アクセス数が多ければOK』という風潮がありますが、『収益』が目的のブログでは、『過度なアクセス』は意味がありません。『成約』の可能性がある、『濃いアクセス』以外は、『必要ない』からです。
『アクセス数』と『収益』は
- 高アクセス ⇒ 薄いアクセスが多い ⇒ 低収益
- 低アクセス ⇒ 濃いアクセスが多い ⇒ 高収益
必ずしも、『比例』するものでは有りません。
『アクセス数』が多いのに、『収益が少ない』ブログもあれば、逆に、『アクセス数』が少ないのに、『高収益』なブログもあるのです。
実際に、ハヤテが運営している『長期収入ブログ』は、『アクセス数』は多くありません。『完全放置』なうえに、『アクセス集め』の記事を、書いていないからです。
しかし、どのブログからも、毎月、万単位の『収益』が出てきます。『アクセス』が少ないので、パッと見は大したブログに見えません、しかし、『1アクセス』あたりの『収益額』は、非常に『高い』です。
これは、『濃いアクセス』だけを集めているから出来ること。各記事ごとに、明確な『ターゲット』を定め、『記事に合う』訪問者を、『意図的』に集めています。
『ターゲット』を定めるのは
- ターゲットを定める ⇒ 意図的に濃いアクセスだけを集める
- ターゲット不在 ⇒ 運任せなので薄いアクセスが多い
『意図的』に、『濃いアクセス』を集めるためです。
大事なのは、『数』を集めるのではなく、アクセスを『コントロール』することです。自分のブログに、『濃いアクセス』だけを集める。その実現には、『ターゲット』の選択が、極めて重要になります。
ただ、『ターゲット』を定めても、必ず『薄いアクセス』は集まります。何となく来たり、間違って訪問する。興味がない人、関心の薄い人も、『一定数』は集まってしまうからです。
『ターゲット』を選んでもこの状態なので、万一『ターゲット不在』だと、大量の『薄いアクセス』が集まってきます。
意図的に『濃いアクセス』が集められるようになると、『少ない数』でも、普通に『収益』が出せることが分かってきます。
低アクセス運営のメリット
『低アクセス』のブログは、『少ない労働力』で運営できる『メリット』があります。なぜなら、『少ないアクセス』は、維持が『簡単』だからです。
『高アクセス』が良いブログで、『低アクセス』は悪いブログ、という『イメージ』を持つ人が多いです。しかし、『長期間』運営し続けるなら、『低アクセス』のほうが『楽』なのです。
また、万一、アクセスに『大きな変動』があった場合。『アクセス』が多ければ多いほど、『深刻的な影響』を受けることになります。
例えば、アクセスが『半分に減った』場合
- 1日10000PV ⇒ 5000PV ⇒ 5000PV の減少
- 1日100PV ⇒ 50PV ⇒ 50PV の減少
『高アクセス』ほど、『影響』は大きくなります。
『高アクセス』の場合は、何割か減っただけでも、『深刻的な影響』が出ます。『収益』が大きく落ちるうえに、『回復』するのが非常に困難です。
実際に、『高アクセス』のブログで、急に『アクセスが減少』し、『回復』できずに、運営を『断念』する人も、結構多いです。
対して、『低アクセス』の場合は、何割か減っても、『誤差』の範囲。そのまま『自然回復』するか、『1記事』入れる程度で、『簡単』に元に戻ります。
『長期収入ブログ』が、『完全放置』で運営できるのは、『低アクセス』で運営しているからです。もちろん、『濃いアクセス』を集めるのが前提です。
『アクセス』は固定ではないので、常に『増減』しています。つまり、『減った時』のことを、『想定』して運営しなければなりません。
しかし、『低アクセス』の場合は、『増減』の幅が小さいので、『アクセス数』も『収益』も、常に『安定』しています。
なお、『必要なアクセス数』は
- 1000アクセスに1つ ⇒ 濃いアクセス 0.1%
- 100アクセスに1つ ⇒ 濃いアクセス1%
- 10アクセスに1つ ⇒ 濃いアクセス10%
『濃いアクセス』の比率で、大きく変わります。
『濃いアクセス』の比率が『少ない』場合は、大量の『アクセス数』が必要になります。『薄いアクセス』が多いと、無駄に『数』が必要なのです。
対して、『濃いアクセス』の比率が『多い』場合は、数十分の1、場合によっては『百分の1』以下の、『少ないアクセス』でも、『収益』を出すことが可能です。
『高アクセス』のブログは、『維持』のためにも、『回復』のためにも、『更新』が必要になります。逆に、少数の『濃いアクセス』だけのブログは、『放置』のままで『維持』できるため、運営が非常に『楽』なのです。
ターゲット不在による記事の低評価
『ターゲット不在』だと、『記事の評価』が低くなります。なぜなら、『訪問者』が『求めている記事』ではないからです。
『グーグル』は昔と比べ、大きく『進化』してきました。『検索』している人の『求め』に、より『合った記事』が、選ばれるようになっています。そのため、検索者に『合わない』記事は、『低評価』になるのです。
また、『訪問者』が来ても、合わずに『離脱』された場合も、『低評価』になります。つまり、記事に『合わない人』を集めるのは、『収益』が上がらないばかりか、『記事の評価』まで下がるため、『デメリット』しかありません。
記事が『低評価』になると
- アクセスが少ない ⇒ 大量の記事が必要
- 薄いアクセスが多い ⇒ 大量の記事が必要
『労働量』も増えることになります。
記事が『低評価』になるのは、『ターゲット不在』が原因です。『ターゲット』が定まっていない状態だと、どんなに頑張って記事を書いても、『高評価』にはならないのです。
『記事』は、単に『情報』が入っていれば、よい訳ではありません。『訪問者』の求めに、ピッタリと『合う情報』を入れることが大切です。
『記事を書く』とは、『訪問者』の求めに『合わせる』行為です。『訪問者』との『適合率』が高ければ高いほど、『記事の評価』は高くなります。
『記事の評価』は
- ターゲットあり ⇒ 高い適合率 ⇒ 検索で選ばれる ⇒ 高評価
- ターゲット不在 ⇒ 低い適合率 ⇒ 検索で選ばれない ⇒ 低評価
訪問者と記事の、『適合率』しだいです。
当然ですが、『ターゲット不在』では、『訪問者』に合わせようが有りません。もし、『適合率』を高めようとするなら、事前に明確な『ターゲット』を定める必要があります。
『戦略的な記事』を書く際は、まず最初に、『ターゲット』を定めるところから始めます。これは、『訪問者』と記事の『適合率』を高め、最終的には、『記事の評価』を高めるためなのです。
ターゲットの重要性
『ターゲット』は、記事の『起点』になっています。なぜなら、『ターゲット』が定まらない限り、『質の高い記事』は書けないからです。
『質の高い記事』が書けなければ
- アクセスが集まらない ⇒ 大量の記事と更新が必要
- 薄いアクセスしか来ない ⇒ 収益が増えない
- 記事の評価が低い ⇒ ブログ全体の評価が下がる
非常に『苦しいブログ運営』になってしまいます。
ただ、この状況になるのは、『戦略』や『テクニック』よりも、『ターゲットの重要性』を知らないのが『原因』です。『ターゲット』を疎かにし、適当に進めてしまうから、様々な『問題』が発生するのです。
一番『最初』にやるべきことを飛ばせば、その後の工程が、全て『上手くいかない』のは当然のこと。『ターゲット』が記事の『起点』である限り、避けて通ることはできません。
記事を書く際の意識の向け方
『記事を書く』際は、どこに『意識』を向けるかが、とても重要です。なぜなら、『意識』の向け方によって、完成時の『記事の質』が、全く『違う』からです。
『記事を書く』際は
- 書きたいものを書く ⇒ 自分に意識を向ける
- アクセスや評価を考えて ⇒ グーグルアルゴリズムに意識を向ける
- 特定の訪問者のために ⇒ ターゲットに意識を向ける
何を考えているかで、『意識の方向性』が違います。
『書きたいもの』を書く場合は、全く『ターゲット』に、『意識』が向いていません。『アクセス』や『評価』を考えている場合も、『ターゲット』は、おろそかになっています。
『自分のため』や『利益』を考えると、『ターゲット』に『意識』が行きません。『ターゲット』に『意識』を向けるためには、『特定の訪問者』のことだけを考え、『自己利益』を全て、『捨てる』必要があります。
『ターゲットを定める』とは、100%『訪問者』だけを考えて書くことです。そこには、『自分の意志』も『自己利益』も、入り込む余地はないのです。
でも、『利益を出すために記事を書くのに何で?』と思うかもしれません。しかし、利益は『最終的』に出ればいいものです。
また、『利益を得る』ためには
- 価値の提供 ⇒ 価値の対価として利益を得る
先に『価値を提供する』のが、絶対原則です。
なので、『利益』を出すことよりも、いかに『価値』を与えられるかを、『最初』に考える必要があります。そのためには、最優先で『ターゲット』に、『意識』を向ける必要があるのです。
記事の本質は人助け
『記事の本質』は、『人助け』にあります。人に『知識』を教えたり、『問題解決』のアドバイスをしてあげる。それによって、『訪問者』が何かを得たり、救われたりするのが、『価値のある記事』です。
逆に、読んでも何も得られない、誰も救われない記事は、『無価値な記事』です。『無価値な記事』は、『訪問者』にも『グーグル』にも、評価されません。
どんな記事も、本質は『人助け』です。『人助け』できるからこそ、記事に『存在価値』があるのです。
ただ、『人助け』をするには、『相手』をよく知らなければなりません。リアルでも、人の『相談』に乗ったり、『手助け』する際には、『相手』をよく知ろうとするはずです。なぜなら、『相手』を知らないと、『助力』できないからです。
どういう『考え方』なのか、何で『悩んでいる』のか、どんな『生活環境』なのか。『詳しい情報』を持っていないと、適切な『アドバイス』はできません。
ネットもリアルと同様に、『手助けする相手』を、『よく知る』必要があります。まずは『手助けする相手』(ターゲット)を見付け、その人のことを知る。その上で、手助けに『必要な情報』を集め、『アドバイス』してあげる。
ターゲットを『よく知っている』からこそ
- ターゲット調査 ⇒ 必要な情報を収集 ⇒ アドバイス(記事を書く)
『適切なアドバイス』ができるです。
逆に、『ターゲット』が定まっていなければ、『必要な情報』が探せず、適切な『アドバイス』は不可能です。
記事の本質が、『人助け』である以上、まずは『ターゲット』を見付け、よく『知る』必要があります。どんな『人』に、どんな『情報』を提供し、どう『助けて』あげるのか。記事に『ターゲット』が必要なのは、『人助け』のためなのです。
そう考えると、『各記事』に必ず、『1人のターゲット』が必要になります。つまり、10記事あれば10人の『ターゲット』が、20記事あれば20人の『ターゲット』が存在するわけです。
もし、全ての記事に『ターゲット』が存在し、全ての記事で『人助け』ができていれば、間違いなく『価値の高い』ブログになります。記事やブログの『価値』は、どれだけ『訪問者を救えるか』で決まるものです。
『戦略的な記事』は、最初に『ターゲット』を決めます。ただ、『戦略』だけで『ターゲット』を定めるのではありません。
『人助け』をするために、『相手』を知る。この『考え方』が大切です。『人助け』をする前提で記事を書けば、自然に『相手』を知ろうとします。
『ターゲット』を定めるのは
- 人助けが前提 ⇒ 相手を知ろうとする ⇒ ターゲットを定める
『自然な流れ』で出来るのが一番です。
『ターゲット』は全ての『起点』であり、明確に定まっていないと、『価値のある記事』は書けません。『アクセス』や『売り上げ』のために必要ですが、『人助け』のためにも、必ず『最初に定める』ようにしてください。